作詞：土田 雅彦 / 作曲：喜野 喬雅
　歌：星名 茜音

春になれば　　　そよかぜ吹いて
いつもこころは　夢にあふれる
素敵な街の　　　この場所で
あなたは生まれ　あなたは育った
やさしい友に　　囲まれながら
旅立つあなたに　おくることば
いつまでも　　　いつまでも
輝いていてほしい

夏になれば　　　ひかり眩しく
いつもこころは　空に高鳴る
素敵な街の　　　この海で
あなたに出会い　あなたに恋した
眩しいひかりに　照らされながら
旅立つあなたに　おくることば
いつまでも　　　いつまでも
輝いていてほしい

秋になれば　　　枯葉の中で
いつもこころは　ロマンティーク
素敵な街の　　　この道を
あなたと歩き　　あなたを愛した
黄色い落ち葉　　踏みしめながら
旅立つあなたに　おくることば
いつまでも　　　いつまでも
輝いていてほしい

冬になれば　　　小雪ちらつき
いつもこころは　木枯らし色に
素敵な街の　　　この部屋で
あなたと暮らし　ふと…振り返る
やさしい思いに　包まれながら
旅立つあなたに　おくることば
いつまでも　　　いつまでも
輝いていてほしい

作詞：土田 雅彦 / 作曲：喜野 喬雅
　歌：星名 茜音

わたしが歌う　　　　希望のうたは
はるか旅する　　　　あなたへの愛
野に咲く花は　　　　ひそやかに
こころのドアを　　　ノックする
だれもがきっと　　　そうだけど
過去と未來に　　　　揺れている
風はささやく　　　　振り返るなと
あなたが歩く　　　　この道に
希望の風は　　　　　吹いている

わたしが歌う　　　　希望のうたは
旅につかれた　　　　あなたへの愛
夕暮れ空で　　　　　鳥たちは
明日(あす)の景色を 　描(か)いている
だれもがきっと　　　そうだけど
こころのいたみ　　　癒してる
鳥のさえずり　　　　こころの調べ
あなたが歩く　　　　この道で
今日の悲しみ　　　　とけていく

わたしが歌う　　　　希望のうたは
旅をつづける　　　　あなたへの愛
あなたの好きな　　　ふるさとで
愛する人は　　　　　待っている
だれもがきっと　　　そうだけど
愛するために　　　　生きている
旅立つあなた　　　　朝焼けの空
わたしが歌う　　　　希望のうたは
夜明けに響く　　　　愛のうた

作詞：土田 雅彦 / 作曲：喜野 喬雅
　歌：星名 茜音

さよなら言えず　　歩き続けた
腕を抱きしめ　　　黙って歩く
ふたり過ごした　　この時間（とき）が
最後になると　　　思わなかった
さみしいことも　　あったけど
かなしいことも　　あったけど
わたしは本当に　　しあわせでした
伊丹発羽田行き　　２０時２０分
雨に濡れた私を　　ひとり残して
最終便に　　　　　あなたは乗った
ふたりの思い　　　振り切りながら
夜空に消える
今日はふたりのラスト・フライト
ふたり別れのラスト・フライト

さよなら言えず　　肩寄せ合って
ふたりたたずむ　　展望デッキ
抱きしめ合った　　この時間（とき）が
最後になると　　　思わなかった
傷つけたこと　　　あったけど
傷ついたこと　　　あったけど
わたしは本当に　　真っすぐでした
伊丹発羽田行き　　２０時２０分
雨に濡れた空港　　私はひとり
最終便で　　　　　あなたは行った
ふたりの思い　　　断ち切りながら
夜空に消えた
今日はふたりのラスト・フライト
ふたり別れのラスト・フライト

さよなら言って　　手を振った
なみだをふいて　　手を振った

ひとりで帰る　　　御堂筋
あの日のことを　　忘れない
夜明けのなかで　　歩いたことを…

作詞：土田 雅彦 / 作曲：喜野 喬雅
　歌：星名 茜音

遠いむかしの　　　ことだけど
阪急電車　　　　　箕面線（みのおせん）
桜井駅で　　　　　待ち合わせ
きれいな夕焼け　　箕面川（みのおがわ）
ふたりのときは　　静かに流れ
もみじばしで　　　肩寄せて
ときのいくまで　　夕日をみてた
ふたりのこころ　　とけあって
あなたのぬくもり　感じていたの
わたしはキスを　　待っていた
ずっと黙って　　　待っていた
夕暮れの中…

遠いむかしの　　　ことだけど
阪急電車　　　　　箕面線（みのおせん）
桜井駅で　　　　　見送るね
星がきらめく　　　駅の上
ふたりのときは　　静かに流れ
ホームの隅で　　　肩寄せて
わたしにそっと　　キスしてくれた
あなたの好きな　　この駅で
あなたはもうすぐ　わたしを残し
生まれた街へと　　去って行く　
夕やみの中　　　　さみしくて
思いっ切り　　　　抱きしめて…

最終電車に　　　　あなたは乗った
風のつめたい　　　ホームから

ちぎれるほどに　　この手を振った
しあわせ願って　　手を振った
あなたとふたり　　暮らしたいけど
今はこの街　　　　出られない

作詞：土田 雅彦 / 作曲：喜野 喬雅
　歌：星名 茜音

１．
あなたと歩いた　　　この道を
風に吹かれて　　　　歩いています
ふたり歩いた　　　　この道を
今はひとりで　　　　歩いています
ここを上れば　　　　青山通り
ふたり歩いた　　　　渋谷坂
店も景色も　　　　　変わったけれど
わたしの心は　　　　あのときのまま
あなたを本当に　　　好きだったのに
好きと言えずに　　　歩いていたの…

２．
あなたと歩いた　　　この道で
雨に打たれて　　　　歩いています
ふたり歩いた　　　　この道で
あなたが好きだと　　打ち明けたくて
ここを上れば　　　　青山通り
ふたり歩いた　　　　渋谷坂
時間(とき)も季節も　 変わったけれど
わたしの心は　　　　あのときのまま
あなたともう一度　　この坂道を
手を離さずに　　　　歩いてみたい…

３．
あなたと歩いた　　　この道は
思いでふかき　　　　いにしえの道
ふたり歩いた　　　　この道は
明日に続く　　　　　しあわせの道
ここを上れば　　　　青山通り
ふたり歩いた　　　　渋谷坂
過ごした日々は　　　別々だけど
わたしの心は　　　　あのときのまま
ふと思い出す　　　　あなたのこと
あの日かわした　　　さよならの意味

あの日のことは　　　忘れない
あのとき好きと　　　言えたなら…
あのとき好きと　　　言えたなら…

あなたと歩いた　　　渋谷坂
恵み多き　　　　　　しあわせの坂